一日葬のメリットとデメリットとは

2017年06月17日
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最近では、時代の流れとともに葬儀も様子を変えてきており、一日葬というものが誕生しています。普通は通夜と葬儀を2日間にかけて行うところを通夜を行わず葬儀だけを行います。一見手軽に見えますが、どのようなメリットとデメリットがあるのか知っておきましょう。

メリットは、まず第一に金銭的な負担を減らすことができます。通夜をしないで良いので通夜料理、通夜礼品などが不要となり、費用が少し安くなります。お寺に払わなければならないお布施に関しても、通夜の読経がないので数万円安くなります。

しかし注意すべきところは、通夜がなくても一日分の式場使用料がかかるということです。通夜をしない場合でも式場に遺体を安置することがほとんどですので、一日分の使用料がかかるということもあり得ます。通夜をしないことによって削減できるのは、通夜料理、通夜礼品、通夜にかかる人件費、読経がない分のお布施など、合計で10万円くらいとなります。

次に考えられるメリットは、遺族の肉体的・精神的負担を軽くすることができるということです。遺族は、故人が亡くなったことですでに精神的に疲弊しています。それに、看病などをずっと行っていた場合には肉体的にも負担がきていることが多いのではないでしょうか。

そのような疲れ切っている状況の中で通夜、葬儀を行うのは心身ともに辛いことでしょう。一日葬は葬儀だけで済むので、その分負担が少なくて済みます。反対にデメリットとしては、故人とゆっくりとお別れをする時間が少ないということです。

通夜があるのであれば、故人と最後の夜を過ごすこともできますが、通夜を行わないのであれば、故人とゆっくりと最後の時間を過ごすことができません。また、一日で済ますことによって、参列できない人がいるということも考えられます。

葬儀は昼から始まる場合が多いので、参列者の都合がつきにくいことがほとんどです。以上のような点を踏まえたうえで検討すると良いでしょう。

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